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2010年7月17日土曜日

プラグインの実行

完成したプラグインは使いやすいようにツールバーを作ったりメニューを作ったりしますが、開発中はそうでもありません。プラグインの実行方法を何種類か紹介しておきます。

1.直接入力
例えば、「Ruby コンソール」に「Sketchup.active_model.entities.add_cpoint [0,0,0]」と入力すると原点にガイドポイントが追加されます。以下の欠点がありますが、使用頻度は高いです。
・1行で完結する処理しか実行できない。
・日本語が使えない。

2.ファイル読み込み
未完成のプラグインは、SketchUp起動時に自動的に読み込まれることを避けるため、Pluginsフォルダには置きたくないものです。その場合は適当なサブフォルダを作り、そこに保存しておけば自動読み込みされることもなく、任意のタイミングで試用することができます。例えば、「Ruby コンソール」に「load "test/test.rb"」と入力すると「C:\Program Files\Google\Google SketchUp 7\Plugins\test\test.rb」が読み込まれます。「Ruby Toolbar」の「Load Script」ボタンを使えばもっと楽に実行できます。

ファイル読み込みの場合は、そのファイルの記述要領によって処理が実行されたり、処理を実行するための関数が定義されたりします。例えば、次の記述は処理が実行されます。
Sketchup.active_model.entities.add_cpoint [0,0,0]

例えば、次の記述はファイル読み込みした後で、「Ruby コンソール」に「Test.test」と入力することで処理が実行されます。
module Test
  def self.test(position=[0,0,0])
    Sketchup.active_model.entities.add_cpoint position
  end #def
end #module

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